どう計算する?

損害賠償額の計算基準

損害賠償額の計算については、

  • 自賠責基準
  • 任意基準
  • 裁判基準(弁護士会基準)

の3つの基準があります。

補償額については、高い順に、
裁判基準>任意基準>自賠責基準
となります。

3つの基準について

自賠責基準 政令によって定められています。
任意基準 任意保険会社が任意に定めています。
裁判基準 弁護士会が過去の判例をもとに算定した基準です。「損害賠償額算定基準」(いわゆる「赤本」)等に掲載されています。

請求はどの基準でする?

自賠責保険に被害者請求をする場合には、「自賠責基準」で請求します。

その後、任意保険会社へ請求することになりますが、任意保険会社は「任意基準」で賠償額を提示してきます。

そこで、被害者としては「裁判基準」での賠償を請求することになります。

但し、「裁判基準」は原則として裁判での基準ですので、示談では認められない場合があります。

また、裁判をしても、必ずしも裁判基準での賠償を受けることができるわけではありません。

では、上記基準に基づいて、誰に請求すれば良いのでしょうか?

⇒誰に請求する?

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